【チェンジャーソケット&ビットセット】※
狭くて手が入らないような場所では、通常のソケットレンチの組み合わせだけではうまく使えない場合がよくあります。目的の部品を脱着するには周辺のパーツを外してから作業を強いられることも実際多いことでしょう。今、通常のソケットレンチといったのは、差込角3/8インチのソケットやラチェットハンドルそれにアクセサリー類のことです。一般的にクルマやバイクの場合、8ミリから19ミリといった二面幅サイズのボルトやナットがほとんどですから、ソケットの守備範囲から言っても差込角3/8インチのソケットレンチにメガネレンチさえあれば何とかなるはずです。しかし8、10、12ミリといったクラスのネジの場合には、差込角1/4インチのコンパクトな設計のものが使いやすく、狭い場所での作業にも適しています。メンテナンスの際に登場する出番は3/8インチほど多くはありませんが、持っていると絶対に損のないツールです。だからもう少し差込角1/4インチのツールセットの存在も見直してみてもいいのではないでしょうか?
そこで差込角1/4インチのツールセットの中でも、
従来のスタンダード品とは少し変わった形状の商品『チェンジャーソケット&ビットセット(当社品番CS2114)』
を紹介します。
普通のラチェットハンドルといえば、差込角部分が出っぱっていて、この部分にソケットや他のアタッチメントパーツの差込角部分(凹側)を差し込んで連結させますが、本商品の場合は差込角部分の凸と凹側が通常のものと逆の形状をしています。すなわちラチェット側が凹形状で、ソケット側が凸形状というわけです。だからラチェットハンドルのヘッド部分にソケットを押し込む形で連結するため、従来にはないような超コンパクトサイズのヘッド全高を実現しました。ちなみにこの連結方法のおかげでどれくらい全高が低くなったかというと、
★ソケット使用時
1/4インチ差込角のラチェットハンドルにソケット10ミリを連結すると全高が35ミリなのに対して、チェンジャーソケットセット10ミリの組み合わせでは全高が20ミリというコンパクトさ。
★ ビット使用時
ドライバービット使用時には、ビットホルダーにドライバービットを挿入して1/4インチ差込角ラチェットハンドルに連結すると全高が55ミリなのに対してチェンジャーソケット&ビットセットの専用ビットを使った場合には27ミリと半分以下の数字となります。
(当社従来品との比較)(※資料ページ参照)
ソケットは全高をギリギリまで低く抑えた特別な形状のためナット専用というマイナスポイントもありますが、付属のアダプター(6.35ミリ四角)を使用すれば、スタンダードラチェットにも変更でき、市販のソケットやディープソケットも使うことが出来ます。 |